Klang-Gear Blog

DTM中年、martin の アマチュアとして 生きて熱く音楽をやるということを ダラダラ書く日記。

M3に向けて!フィールドオブざくアク 全曲教えちゃいます第一弾。

M3秋-2019当選しております~!!
ブースはトップページやTwitterでもお知らせしてます通り
「え-32b」です。去年に続き、mozellさんの「もぜ園」と
合体机になっておりますので、皆さまぜひ遊びに来てくださいね。

 

さて、
「フィールドオブざくアク」が今春に制作が決定し、
先日ついに楽曲が集まり、レベリング等の作業が終わりました!

今年の秋M3でお披露目が予定されております!

 


もぜ園のmozellさん主催のCD企画も、5回目となりました。

最初はアマチュアセミプロの方を中心に楽曲提供されてましたが、

 

最近は浅野隼人さん(元ガスト、コーエーテクモゲームス)、
大嶋啓之さん、埼玉最終兵器さん、能美孤鳥さんといった
プロの作曲家の方も企画に参画し、ますます広がるmozellワールド。

 

さらにはYoutuberで成功を収めるゆゆうたさん、今年は
ピアノ動画で有名なかてぃんさんなど話題の方も参画し、
ド素人はついに自分だけになったのでは…笑


そんな中、matsumartinは

もぜコン (2014) -the witch under a blue skyのアレンジ
もぜコン2 (2016) -バトルオブマリオン のアレンジ
バンバーズ (2017) -バンバード piano version のアレンジ
バトルオブざくアク (2018) -バトルオブアリウープのアレンジ


なんと全ての創作に関わらせて頂いているのです…。
振り返るとざくアク絡みの曲がやはり多いですね。

 

ちなみに兄のsamlieももぜコン2で "傾き屋根から見た景色"の
アレンジをさせて頂いてました。

mozellさんとは同じ関西の人間であったり、昔からのヤマハユーザーつながりの
長い縁とかもあるんですが、ほんとありがたいですよね。


つまり何が言いたいか。
「フィールドオブざくアク」買おうぜ!という事です。(笑


今日は編集者として何度もリスニングした楽曲たちの
素晴らしい所を感想として書き残したいと思います。
ぜひ公開されたPVと一緒にご覧になってください~。

 


Twitter長い文章書けないので、
あえて時代遅れに長々と語らせて頂いてます。


1.アサノハヤト / Are we living in the Earth or on the Earth?
(原曲:キルシェ)

聴きどころ

・世界に引き込んでくるような圧力!
・細かいリードの打ち込み技術やシンセ、効果音等の演出!


長い歴史を誇る「アトリエシリーズ」の作曲家としても有名な
浅野さんが前回に続き参加!
そんな人が参加するって…凄すぎるんですが。


セッション部屋の中の音、会話?のような演出から始まるイントロ、
ピアノのフレーズに入っていく展開はまじで痺れます。
あらゆるアレンジが脳に来るというか、
これがプロだぜ!と自分に突き刺してきます。

重厚なストリングスが鳴り響く後半のリフのパートは
カッコ良すぎて悶絶しっぱなしでした。

 

2.Cateen / 遠き青の時代 ~Piano Version~
(原曲:遠き青の時代)

聴きどころ

・生演奏ならではの情感豊かなドラマチックな演奏!
・スピード感あふれるサビパートの演奏テクニック!

 

かてぃんさんは前から知っていたので参加されると聞いて驚きました。
スーパーマリオオデッセイのピアノ動画が驚異の200万回再生。

私のオリジナルアルバム、KLA-ONEのYoutubeの再生回数だって?
38回再生/年ですが何か?

そんなことはどうでもいいとして、
題名もカッコいい曲ですが、それに似あったスケールの大きさが
ピアノ一台でも十分に感じられるアレンジでした。


てかこれ、一発撮りって感じなんだろうな…
(細かい修正とかはしてるのかもしれないけど)
ピアノが上手い故の音楽の生産性の高さも羨ましい!


3.アメディオ / 静かな蒼
(原曲:オールバンシンク)


聴きどころ

・美しいシンセやピアノ、ずっしりと響く低音!
・奥行きを感じさせる空間アレンジ!


音だけで「蒼」を感じさせる雰囲気作りはさすがに
ゲーム業界で慣れていらしゃるなぁ…と感じてしまいます。

ざくアクのストーリーでいうと水晶洞窟とか
古代感のある雰囲気の暗い感じで聴きたいですね。
雫が水にあたる音が聴こえてきそうです。

後半のシンセパッドだけになるところとか大好きなんで
ぜひ買った方は耳を澄まして聴いて頂きたい。
安眠用の音楽としても最適です。(笑)


4 martin / 緑の帽子
(原曲:My hat and sun)

 

聴きどころ

ケーナ、ギターの熱い生演奏!
・デジタル楽器とアナログ楽器をイイ感じにミックス!

 

自分の出番でございます。
初代もぜ楽に収録されてる懐かしい曲です。

劇中では王国大学のBGMであり、"玻璃"とか"Last Hope"のように
物語上のキーとなる場面での演出で使われている曲ではなかったのですが、
私はこの曲の優しく、懐かしい感じが大好きです。

王国大学がローズマリーがメインですし
この切ないメロディや雰囲気ががローズマリーのキャラと
とてもマッチしてると思うんですよね。
"My Hat"と、マリーのトレードマークである
帽子が原曲の題名に入っている事も運命を感じます。

3章の異世界編でエステルにする昔話、
幼い日にデーリッチとパンをシェアしあった話の裏でこの曲が
流れてたら涙が出ると思いませんか?

そんなイメージで書いたアレンジです。
アレンジの後半はバンバードのコード進行を用いて
マリーの強い意志とか決意、みたいなものを表現しましたので、
ぜひ最後まで聞いて頂きたいと思います。

この曲を仕上げるにあたって、関西の音楽友達
Beckmanさん(@haioku_beckman) - ケーナ
Ryo_Lionさん(@ryolion_music) - アコースティックギター 

のお二人に助けて頂きました!
お二人ともほんと最高の演奏をして頂きました。


5 くふ / I dance with you -Big Band REMIX!!-
(原曲:I dance with you)


聴きどころ

・オシャレでテンションの上がるライブ感たっぷりなアレンジ!
・ドラム、ベース、トロンボーン…多彩なソロ仕込み!

 

前回のバトルオブざくアクに引き続き、セクシーな
ピアノやブラスワークで魅せるくふさんです。

超アップテンポな高速ジャズなので体を揺らしながら
I dance with youのメロディを楽しんで頂きたいですね!

後半のベースがウォーキングで入ってくるところなんて
とても体が自然に乗ってしまいます。
イントロとアウトロのピアノ締めも完璧に決まってます。

次元の塔5層の機関車にはめっちゃ苦戦してしまったので
制作時、自分がアレンジしている曲以上にで
よく聴いてた曲かもしれません(笑

 

6 ことり(能美孤鳥)/ Ventus
(原曲:Sylphide)

聴きどころ

・鉄板のオシャレなコード&ギターロックアレンジ!
・計算しつくされた快感変拍子

 

ことりさん、martinの二人はもぜコンから継続的にお声がけ頂いてるメンバーです。
私が決して作れない超オシャレで都会的なコード進行アレンジ、
なおかつハードロックの定番は外さない超カッコいい
ロックギターのリフのアイデアといい音作りといい、
今や打ち込みロックの神様と思ってお慕いしております。。

Sylphideは自分も大好きな曲で、実は希望曲にいれてたのですが、
ことりさんがやられると知って爽やかに撤退させて頂きました(笑)

今回も冒頭からプログレ変拍子の嵐。
サビも6/8で攻めて、後半のリフは4/4でまたリズムを
戻してくるあたりが絶妙でことりさんやな~!

去年売り子してた時に、「ことりさんの新作はここでしか聴けない」
というユーザーさんの声をお聞きしました。その通り!
普段からプロで活躍されている方ですからね。

 

7 naccle / ガラバルガ -獣人達の宴は朝5時まで終わらないRemix-
(原曲:ガラバルガ)

聴きどころ

・テンションアゲアゲな重厚ビートに体が揺れる!
・メロディを見事に際立たせるシンセのアレンジセンス!

 

もぜロックフェスでDJプレイヤーとしても参加された
naccleさんが今回初めて参画されました。
改めてプロフィールをストーキングしたところ
商用、ゲーム等の仕事経験もあるし、
ほんと凄い人ばっかりになってきてるんですが…。

 

EDMとかトランスとかクラブミュージックとかジャンルに精通してないので
個人的には全部同じとしか思えてない(笑)のですが
ガラバルガの東洋感あふれるメロディラインを
芯の太いダンサブルなリズムに響きの豊かなシンセでアレンジされ、
ノリノリながらも切ない所が実にUpriftingの感じですかね。


8 うこぼね / 青空の下、どこまでも
(原曲:the witch under a blue sky)

 

聴きどころ

・ライブ感のある音、空間。本格的なジャズ!
・ドラムやピアノの繊細な細かい強弱にも気を遣った丁寧な曲作り。

 

くふさんや大嶋啓之さんがビッグバンドで賑やかしいアレンジで
きっとリスナーの皆さま、ノって頂けると思うんですが、

うこぼねさんのアレンジは非常にシックで大人なアレンジ!
自分には隠れ家のうす暗いセッション部屋で、
白熱灯1灯の下でひっそりと行われる様が見えるようです。

そしてその薄暗さに逆らうかのような爽やかな題名に見えますが、
なんか"魔女"って必ずしも爽やかな存在じゃないので
”憂鬱な何かを背負って、飛んでる”って感じでたまらない。
ダブルベース、ドラム、ピアノのトリオアレンジですが
各楽器音も演奏感(ピアノは生演奏?)も素晴らしく
一級品のジャズを聴いているようでした。


てなわけで後半へ続く!!